ロバート=ステッカー著 森功次訳『分析美学入門』(勁草書房.2013)レビュー!

さ行の作家

概要

始めに

今日はステッカー『分析美学入門』レビューを書いていきます。

目次(本文より)

まえがき

Chapter 1 はじめに

第I部:美学

Chapter 2 環境美学――自然の美

Chapter 3 〈美的なもの〉について1――美的経験

Chapter 4 〈美的なもの〉について2――美的性質

第II部:芸術哲学

Chapter 5 芸術とは何か

Chapter 6 芸術作品は、いかなる種類の対象なのか

Chapter 7 解釈とそこに関わる意図の問題

Chapter 8 再現1――フィクション

Chapter 9 再現2――描写

Chapter 10 音楽・詩における表現性

Chapter 11 芸術的価値

Chapter 12 価値と価値との相互作用――倫理的価値、美的価値、芸術的価値

Chapter 13 建築の価値

分析美学入門(?)

この著作は分析美学の入門書ということになっていますが、正直入門書というにはあまりに難しく、初学者がついていくのは大変で、まずなんの話をしているのかなかなかわからないです。分析哲学全般そうなのですが、初学者向けの入門書のようなものが少ないので初心者には辛いところです。この著作も初心者にはヘビーですが、とはいえなかなか他にも手頃な入門書もないのです。これ以外の分析美学の入門書にあたる他、美学史の展開に関する入門書、メタ倫理学など価値的実践、情動に関連する分野の入門書などを広く読みながら本書を再読するのがいいと思います。

美学史、美術史ではない。また美術史的な素養をさほど要求するものではない

これは美学史、美術史ではありません。

議論を追うのは大変ですが、それほど美術史の知識は要しません。

関連著作、関連おすすめ著作

・『情動の哲学入門』:価値的世界に関する文献。

・戸田山和久『恐怖の哲学 ホラーで人間を読む』(NHK出版.2016):美的経験に関する自然主義哲学からの基礎づけ。虚構言語論に言及。

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